未・低利用農林地等を活用した自給飼料の生産を促進しよう。
- (1)ノシバ放牧の利用
- ノシバは日本の気候風土に適し、施肥や掃除刈りの手間がいらず半永久的に利用できます。また、急傾斜地の土壌流亡を防止するなどの効果があり、景観保全にも適しています。
- (2)水田や林地の放牧利用
- 転作田等を利用した自給飼料生産と放牧を組み合わせることにより、コスト低減、省力化が図れます。条件を満たせば経営確立助成金の対象にもなります。また、林地で放牧すると、下草刈りの作業が省力できます。
- (3)河川敷野草の利用
- 河川敷を利用した自給飼料の生産及び、畦畔や堤防などの野草の利用は低コスト生産や地域の環境改善や美化につながります。